冬季五輪が成績不振で、政府がお金を出すとか何とか。

そんなに、スポーツに大金つぎ込まないと駄目なんだろうか。2日もすれば忘れるような感動の為に、何億、何十億とお金を注ぐ必要があるのか。0.0何秒の為につぎ込まれるお金。Time is money.ちがうが。

公営のリンクを潰すのも、赤字なら当然のことなのにな。「無駄な施設を潰すべき」って唱えてきたのは新聞だろう。っつか、夏場にまでスケートしたいか。どれだけ電気使うんだ。氷だけど温暖化に貢献かコラ。

最近つくづく思うけど、「企業(社会人)スポーツ」って、そんなに大事だろうか。勝てば宣伝になるが、負けると水の泡。費用対効果は。というか、そんなお金があるんなら、子供が生まれた社員に還元するとか、そんなことのほうがよほど大事ではないか。スポーツで勝とうが負けようがどうでもいいが、少子高齢化は深刻な問題だろう。企業にとっても、人口が減れば労働者が減り、消費者が減るという大問題なのに。

短期的に見れば、出産を控えた社員をリストラすれば人件費が浮くが、長期的に見れば人口が減る事は会社・社会にとってマイナスだ、って事と同じか。すげぇこじつけ。

それにしても、学校を卒業しても、まだ「競技を続けたい」っていう若者ってどうよ。「夢を追いかける為にフリーターやってます」ってのと「正社員として働きながら、でも競技も続けたい」ってのと、どっちが良いのか。と言うか、どっちが社会的に役に立ってるのか。よく企業がスポーツ部を廃止するのを問題視してるけど、結局運動部に所属してる若者って「いい歳して夢を捨てられない」感じにしか映らないが。「いい加減諦めて普通に働け」と言えないのか。

スポーツに一生懸命、って無敵だなあ。そこら辺の感性を麻痺させる。気付かない大人も多いけど。