まあ芸能とか興味無い人は読まんでもいい話です。

だから何だっていう話でもあるが、乙葉を語る上で欠かせないのが「将来は公務員と結婚したい」と散々番組で言っていた事であろう。別に彼女に何の興味も無いけど、どの番組でもこれをネタにしていた(ネタ、って)ので覚えてしまったんだが。「理想のタイプは公務員」が持ちネタだった気がする。安定してるからとかちゃんと定時に帰ってくるから、とか。安定はともかく、定時の方に関して怒りを覚えた公務員の方もかなりいらっしゃる事ではあろうが。しかし結局は相手も芸能人、というかほぼ職場結婚状態。しかも芸能界にとって別に何の害も無い。乙葉にとって持ちネタが無くなっただけ、とは言えるけどまた結婚話で新しいネタも出来るだろう。藤井隆も、もうオカマキャラでもないし、むしろ一番公務員的芸人だし。中堅どころでは一番安定してるだろう。可もなく不可もなく、テレビ的に駄目になっても新喜劇が受け皿になりそうだし。またピン芸人であそこまでこなせる芸人も意外と居ないしな。割と「すき間ピン芸人」ばかり最近出てたからしばらくの間は将来も安定だ。その間に貯金しとけ。いっそヘッジファンドでも。

相変わらず下世話極まりない話をしてしまったが本題へ。乙葉の「公務員と結婚」を額面通りに受けた話を。彼女みたいな芸能人だと、公務員と出会う機会なんて滅多に無いと思う。でまた、公務員もまた意外と出会いの場ってないんじゃないか、と。保健所時代に、健康課という女性ばかり(というかほぼ全員女性)の特殊な環境に居た時に、「夫も市(もしくは県)の職員」という人がかなり居た。と言うか伝え聞いた、だけど。教師同士もよく聞くし。公務員は結婚相手として人気、とかよく言われるけど、案外出会いの場もないのか。前々から思ってたんだけど、夫婦共に公務員とか医師とか、どれだけ収入安定してればいいんだ、と。片方がその職業なら、仮にどっちかリストラされても保険があるけど、両方とも、って。磐石ですか。

でももう一つ大事な要素が、「相手に転勤が無い」という事もあるかもしれない。まあ勿論市内(もしくは県内)の出向機関に課移動とかはあるだろうけど、他の市や県に行くことが無いというのがあるのでは。勿論、女性側が結婚後も出産後も仕事を続ける、上での事でだけど。どうしても転勤とかあるとねえ。単身赴任もアリっちゃあアリだろうけどさ。

以前、偉い職員さん(女性)が「子供が出来てから旦那が転勤になって仕事しながら子育てするのが大変だった」と愚痴ってたのを聞いたりしたし。その当時なら、男女雇用機会均等法とか育児休暇法とかあまり整備されてなかったんだろうからもっと大変だったんだろう。先人の苦労があって今があるのか。先駆者の労力は計り知れない。

ま、それを聞かされて私はどうリアクションすればいいんだか、ってのが最大の問題だが。