「日本はIT社会を目指す」なんて事がよく言われているわけである。確かに、10年前までなら決して当たり前とは言えなかったエクセルやワードが当たり前のように普及し、インターネット利用者、また個人サイトを開く者も(ブログの影響か)爆発的に増えているわけである。

しかし、本当のIT化って何だろうかとも思う。この間、「クイズ!ヘキサゴン」に出てた佐野瑞樹アナが「パソコンに疎い。未だに僕だけ出張伝票パソコンで打てない」と言っていた。東証一部上場企業の社員なんてよっぽどのエリートだろうに、それでも使えない者がいるんである。まあ、本人の怠慢だとか努力不足だとか認識が甘いとかだからフジテレビ隙を付かれるんだ、とか言えなくもないけど。

別にパソコンが使いこなせるから偉い、なんて全く思わないけど、情報格差が生まれる事が無いようにはしたいもんだ。余談だけど、新聞の読者投稿欄でやたらインターネットを否定する老人を見るたび、「この人はインターネットと言う物を全く知らない、触れた事も無いんじゃ」と思うのはただの決め付けだろうか。ゲーム批判してる人とかいい、自分が触れた事もないようなものを批判する事で言い訳にしているような人が多い気がしないでもないが。