前々回に触れた件で追加の話。

逮捕されたのが「新聞配達員」という身内だったせいか、あんまり新聞でも盛り上がってないような。地方紙だからかも知れないが。まあ、こういう事件起こしてそいつの職業だこうだからどうだ、みたいな議論は的外れだと思うけど。新聞ほど、作ってる人間の思惑と売って配ってる人間の思惑の違う商品もないと思う。なんとなく。

日本テレビの視聴率不正操作騒動があった時、新聞お得意のテレビバッシングがあった。確かに重罪だけど、でもじゃあ新聞がやってる事ってどうなんだろうか、と。契約を取る為に恐喝紛いの事をしたり、契約すれば洗剤とか付ける、というおよそ新聞の内容とは関係の無い抱き合わせ商法を取ったり。しかも視聴率の操作の場合、謝礼金を出すから、とお金を貰った上での事だったけど、新聞の場合実際にお金を出すのは消費者だしな。しかも月に結構な出費だぞ。

以前、人のサイトで読んだ話を。読売新聞の恐喝紛い(というかほぼ恐喝)の契約詐欺(←詐欺って、オイ)は有名だが、その人はあまりにもしつこいので一旦契約して、その後すぐ(当日中)にクーリングオフしたのだが、腹いせに郵便ポストを壊されたりした事があったらしい。怖っ。消費者金融かよ。

余談だけど、紅白の視聴率を下げる為に見るな、という記事を年末によく読んだ。でも、実際は視聴率を測る機械の付いてる家限定だと思うんだが。それ以外の家庭には何の影響も無い。