朝、職員の人たちが弁当の注文表にある「秋刀魚」という字を見て、「これは『さんま』だっけ、それとも『たちうお』だっけ」と複数人で悩んでいた。一応「さんま」だと教えたけど。ちなみにたちうお→太刀魚です。

確かに字が似てる。どちらも「刀の様な魚」だ。まあでも、「さんま」は「秋」が旬だから秋刀魚→さんまで、そうじゃない方、秋刀魚より身が太い方が「太刀魚」って覚えやすい気もするけど。「太刀(たち)」ってのは、日本刀の様式で、戦国時代まで主に使われていたものだっけ。江戸時代以降、今でも見る日本刀の様式が「打刀(うちがたな)」で、太刀は打刀より一回り大きいはず。「るろうに剣心」で斉藤一が言っていた。

そんな事はどうでもいいが、人が物を認識する時って、所詮はこれ位「雰囲気」で覚えるもんだと思う。特にそんなに関心の無い事では。上述の事も、よっぽど秋刀魚や太刀魚が好きな人なら分かるかも知れないけど、そうでないと。別に覚えていた所で大した役に立たないし。

で、本題。ちょっと前、1係のKさんを、これまた1係の「Mさん」と間違って呼んでしまった(ややこしいイニシャルトークで申し訳)。しかも10秒くらい間違った事に気付かなかった。で、謝ったら「みんなもよく間違えるから気にしてないよ」と言われた。気休めなのか本当なのかは分からないが、やっぱりみんなも間違えるのか、と安心。してどうする。「よく姉妹みたいと言われる」とも言ってたけど、どうなんでしょ。

でもKさんとMさんがどこがそんなに似てるかと考えてみても、そんなに共通点があるとは思えない。細身でスラっとしてる、という外見的な特徴は似てるけど、声とか顔とか髪型とかそんなに似てるとも思えない。

行き着いた結論としては、「雰囲気が似てる」って気がする。オーラとでも言おうか。漠然にも程がある気がするけど。たたずまい、とでも言うのかな。同じ課の人なんだから、もっとちゃんと認識するべきですねご免なさい。

と、本当はここまでだけど、ちょっと「本編」チックに。鳥越俊太郎が、よく筑紫哲也と間違えられるらしい(番組内で言っていた)。確かに似てる。「元新聞記者・反戦・左翼・でも実は文化じじい」と。構成する要素がカブりまくってる。ちなみに文化じじいと言うのは、「政治とか経済とか語ってるけど、本当は音楽とか映画とかが大好き、それについて語りたい」って感じの人間を言うんだけど。「堂本兄弟」でスタジオライブしてたし、鳥越。

筑紫哲也のあとのニュース23には鳥越俊太郎が入る、の持論は叶うのか。別にどうでもいいけど。