紅白歌合戦の出場歌手が発表された。「スキウタ」は何だったんだ、という世間の総ツッコミなどお構いなし、なのが何ともNHK。その割に、ゴリエを出したり和田アキ子を白組で出したり、そんな「茶目っ気」を見せるNHK。が、そういう笑いが既に「半周遅れ」になってる事にすら気付かないのもNHK。「1周遅れ」だと、「逆に面白い」というややこしい理論も立ってくるが、しかしいつまでも「半周」遅れ。

いくら頑張ったって、NHKが笑いの最先端に居ることなんて出来やしないのに、悪あがきな事この上ない。いや、そもそも「みのもんた司会」で既に時代遅れだ。みのもんたが「全世代に渡って支持されている」訳ないだろう。「質より数」で勝負し続ける男に何を求める。例えば、明石家さんまを「1」としたら、みのもんたは「0.00001」位だろう。100倍しても0.001だ。金に見合った仕事なんてしてくれないぞ。意味も無く「煽る」だけが司会だと思ってる奴なのに。

ま、別に紅白がどうなってもいいんだけど、発表の翌日の地元紙、3面の社会欄に結構大きく取りあげられていた。夕刊の当日の記事一言欄にも「みのもんた司会 和田アキ子が白組で出場。ゴリエも出ます。 見ます?紅白歌合戦」と。いかにも新聞的な叩きやすい内容ではあるが。NHKが民放みたいでけしからん、とかいう社会学者みたいな浅い事言ってもしょうがないが、なにか言う事があれば「これで全世代の支持を得られると思っている」NHKの感性が問題、だと思うが。

しかし「ゴリエ」という、フジテレビの1番組のキャラクターで押すか。私は「水10」全く見ないけど、どれだけ支持されてんのかな。水10かあ。面白いか?2ヶ月前くらいにちょっと見てしまったが、あの笑いの感性が分からん。どこで笑わせるつもりなのかも。そもそも、レギュラーメンバーが大して好きじゃない芸人ばかり、ってのもあるけどさ。前、25時間テレビの「深夜の大かま騒ぎ」で、宮迫が「平成のきょうきん族を作りたい」って言ってたらしいけど、それって「ワンナイ」が面白くないと本人も思ってる証拠じゃないのか。どうでもいいが。