↓1ヶ月前に書いた文章を貼り付けたんで、多少内容が古いけど。

中学生の頃か高校生の頃か、「フロッピーディスクを発明したのはドクター中松」と聞いた事があった。それ以来、あの人はただジャンピングシューズで飛び跳ねているだけの人ではないんだ、と思っていた。

その後大学生になって、インターネットというものを知り、色んな個人サイトを見るようになって、それがインチキだ、という文章を見た。そうなのか、と思いつつ玉虫色の決着のまま最近まで放置していたんだが、ちょっと検索してみたら(試しに「ドクター中松 フロッピー」とかで検索してみて。最初のほうは奴が言い張っている主張が載ってるが、段々真実に触れたサイトが出てくる)全くのデタラメという事が分かった。

メディアと言うのは本当に恐ろしい。多分、今でも「フロッピーディスクを発明したのはドクター中松」と思い込んでいる人も多いのではないか。インターネットをやらない人間なら尚更。だって、数年前の「伊東家の食卓」で、「フロッピーディスクを発明した人って知ってます?あのドクター中松氏なんですよ」「ええーーーっ」というくだりがあったし、この前私の住む県に講演に来たらしいんだが、その地元新聞の紹介欄にも「フロッピーディスクなどを発明」とあった。“新聞”って、一見正しい事しか書いてない様に思われてるけど、全然。っつか、誰だよ書いたの。出てこい。謝れ。

ネット、特に個人サイト以外のメディア媒体ではこの事にあまり触れていない、気がする。良いのか?完全に情報操作でわ?あいつ、相手にすると面倒だから触れないのか?いちいちつっかかってるらしいし、自分に対する反論記事に。ナンシー関の昔の本を読んでたら、奴に関してコラムを書いたら後日「事実誤認だ」とか言って自分の正当性を主張する書類送ったらしいし。逆に言うと、そこまでするから怪しいんだけどな。実際デタラメだし。