もうだいぶ終息した感のある、堀江社長フジサンケイグループの争いではあるが。しかし、最初の争点だった「時間外取引」に関する事はすっかり忘れ去られている気がするんだが。堀江社長のやった事はグレーゾーン、とよく言われる。確かにそうかもしれない。株に関する知識が無いんで何とも言えないんだが。

しかし「グレーゾーン」という事なら、正直言うとこのサイトも結構危ういかも知れない。超「今更?」だけど。最近読み始めた人は知らないだろうけど、某市の部分が具体名だったので。住民の個人情報とか重要機密、とかは書いてないし、憶測の場合は「知らないけど」と注釈つけていたし、何より臨時職員だったから仕事していてそんなに重要な事なんて触れてないし。確かに、あるデータを引っ張り出すのにこの人のを、とかはあったけど、そんな名前いちいち覚えてないし。その日帰る頃にはすっかり忘れてるっつの。

まあ、公人である政治家や大学教授が自分の氏名公表してサイトやってたりするので、公的機関である保健所のサイトやってもいいじゃん、という思いがあったんだが。一般企業と決定的に違うのは「市民からの税金で成り立っている」公的機関だから、仕事内容を公表するのもまた義務であると思ったし。やっぱり、自分だけじゃなくてみんな保健所が何してる機関なのかを知らないし、少しでも知ってもらえれば、と。また自分達の税金で成り立っているんだから。

YAHOOで「保健所」で検索かけるとこれだけ出てくる。私の住む県は、見事にうちの市の保健所のだけない。他全部あるのに。と言うか、他は中央保健センターの支所の筈なのに、なんであるんだ?という気がするが。県内で一番大きいこの市のだけ無い。変な現象。まあ、市役所のサイトの「健康・福祉」の所にあるっちゃあるけど。申し訳程度に、検診日時とかお知らせとか保健所の場所とかしかないけど。

で、色々保健所のサイト見てて思ったけど、どれも似たり寄ったりな感じがしてならない。検診日程とか、事業紹介とか、あって健康指導の内容とか(禁煙方法とか減塩メニュー等)。確かに公的機関の役割としてはそれで十分だと思う。でもそれだと、結局市報とあんまり変わらない気がする。市報を見そびれた、なくした人の為、程度ではないか。

これでも一応4年近く個人サイト持ってる人間の立場から言わせてもらうと、やっぱりサイトってただ更新するだけじゃなくて、如何に人に見てもらう、興味を持ってもらうかが大事だと思う。ただ日程を変更したりしただけで、リピーターが来るかと言えば中々難しいのではないか。せっかく画像とか多く載せて作ったんなら、「何度も来てもらう」工夫が大切なのではないか。

そこで提案だけど、保健師や栄養士のブログがあっても良いんじゃないか、と。別にブログじゃなくても、日記形式でも良いんだが。ブログの方が画像とか載せるの楽か、と思っただけで。どの保健所のサイトも、どうも無機質な感じがする。現場で働く職員の声が聞こえない。毎日これだけ、福祉や保健に関するニュースが流れてて、それらに関して何の専門知識のない私でさえしょっちゅうここでネタにしたりしてるんだから、ましてや詳しい職員の人ならちょちょいっと文章書けると思うんだが。現に、市報に「保健所便り」みたいな感じでコラムがあるんだし。職員60人近くいたら、誰とは決めずに出来た人が更新、位で良いんじゃ。3日に1回更新として、担当になるのも半年に一回くらいだろうし(3日×60人÷365日)。まあ、逆に専門知識が無い分無責任な事ばかり書いてる気もするけど。一概には言えないか。でも、直に市民と接したり実際に働いたりしてれば、何か感じる所もあるんじゃないか、という気はするけど。どうなんだろうか。

まあ、ブログやろうと思ったらそれはそれで公的機関なりに難しいか。バナー広告とか入ったら文句来るかなあ。市民オンブズメンから苦情来そうだ。だからと言って、ブログ用のページを作るのに発注したら物凄い金掛かるし。そこは腐るほどある民間のブログサイト使った方が楽だけど。市の保健所がサイト作るかどうかは知らないが、取りあえず「ただでさえ忙しいのにこれ以上余計な業務内容増やすな」とか言われそうなんで却下。