市の財政予算が発表された。その中で、特記事項の中に「保健所の建設」というのがあった。数ヶ月前の地元新聞にも、この件は書いてあったし。

あまり詳しい事は知らないのだが、説明を。元々、保健所は県が管理する「中央保健所」しかなく、そこが県内全ての市町村の保健所事業をまかなっていたんだが(当然各地に支所がある)、私の住む市が中核市になった時、「中核市にはそれぞれ市の保健所が必要」らしく、元々県の中央保健所だった建物を市の保健所として使う事になり、中央保健所は県内2番目に大きい市に移動した。で、その今の市の保健所の施設は県から借りている物だから、土地と建物返さなければいけないのだが、その期限はとっくに過ぎているのにまだ借りっぱなしで問題になっていると。市も中々予算がなくて建設に取り組めず、ようやくの予算配分だとか。

まあ聞いた話と私独自の調査から恐らくこんな所である。確かに建物とかボロボロである。建物減価償却累計額はどうなっているんだ、と思う。取得価格より減価償却累計額の方が上回ってたり。有り得るか、そんなの。

場所も、他の県と比べると明らかに不便だ。市役所から離れすぎである。そんなに物凄く遠い、って程じゃないにせよ、住民票を交付して保健所に行って、ミスがあったからまた市役所に戻って・・・みたいなので相当な手間になっているのではないか。あと、保健所なのにバリアフリーにあまり対応してない気もしたが。そこは詳しい事よく分からないのであんまり触れずに。一番問題なのは、もし大災害が起きたときに、市の保健所は救急医療とか住民支援とかで最重要機関の一つだろうに、あれでは真っ先に潰れるのではないか、と。震度6でお手上げ。台風で横殴りの雨が降っただけで雨漏りするような建物で。柱とか腐ってないのか。倉庫に非常食とか置いとかなくても良いのか。それは市役所にあるのか。ごめんこれも適当。

どうでもいい余談だけど、この話を総合すれば、今の市の保健所にいたベテランな保健師さん達は、元々県の職員だったのが市の職員になったのだろうか。公務員には珍しい転職か。保健師は天職ですか?韻を踏めばオチになるという適当な文章。