これ言っちゃうとどの県かばれるけどもういいか。

うちの県にあるサッカーのスタジアムがネーミングライツを年間1億円で募集していたのだが当然のように応募は無かったと。まあ当たり前だが。年間2億円以上の赤字を何とかするつもりだったんだろうが、1億円って。身の程知らずも大概にしろ、と思う。

ネーミングライツって、本当にそれに見合った広告宣伝効果があるんだろうか、と思う。YAHOO.B.B.スタジアムとか、味の素スタジアムとか、か。知名度上がるのかなあ。これだけ多種多様な広告宣伝の方法があるこの時代に、ねえ。まあ外国でもあるらしいけど。まあそれでも、関東・関西だからまだあるか。こんなど田舎でネーミングライツもクソもないよな。むしろ応募してくる会社がある方が心配になるわ。「この会社の社長は費用対効果とか考える能力無いんだろうなあ。経営能力も怪しいなあ」って思う、私なら。仮に1万円でも、うちの県ならプラスよりマイナスのイメージが強くなる気がする。「この会社マズい」と。

このチーム、試合内容より財務諸表の方がよっぽどスリリングか。損益計算書とか見てみたい。株式会社だから公表してる筈なんだけどなあ。

それにしても、年間維持費3億円って、何にそんなにかかるんだろう。大体ワールドカップが目的で造ったからなあ。後々使うことを考えて維持費安く出来る方法で設計とかしなかったのか。本当にあの前任のバカ知事は。せめて退職金返還しろ。どうせ裏でオイシい思い散々してきたんだろうから。というか、そのスタジアム自体が県職員の天下り先だったりして。所長とか。もう考え出したら嫌なことばっかり。

その2億円以上の赤字補てんで苦しい県の財政が更に圧迫されて、県は臨時職員を80人以上削減したらしい。そのチームが県民に活力を与えている、とか言う経済学者がいたけど、確実に雇用の場を奪ってもいると思うが。サポーター以外別に何とも思ってないし。無駄に道路が込む、とか言う問題もあるだろうしなあ。都会みたいに電車が発達してるわけじゃないからいつも渋滞するらしい。そういう損失は考えないのか、経済学者。

余談だけど、この前のあまのじゃくの事に関係するけど、サポーターの人たちをテレビで見る度物凄く恥ずかしい気持ちになるんだが。「サッカーの事はあんまり知らないけどとりあえず地元チームだから応援」とかいうのが最も恥ずかしいが。顔にペイントとかして、あんなの絶対出来ない。むしろ負けてしまえ、とかあえて別の地域のチームを応援、とはいう気は無いけど、とりあえず赤字出しまくるくらいならもっと考える余地はあると思う。セリエAリーガ・エスパニョーラでさえボロボロの芝生で試合してるのに、Jリーグが何であんなに綺麗な芝生なんだ、とは憤るけど。その辺が維持費と関係するのかな。ま、どうでもいいけど。