よくテレビなんかで甘い物を食べて感想を言う時や、雑誌の甘い物特集なんかで、そのケーキなり饅頭なりの美味しさを表現する時に「甘さがくどくなくて美味しい」とか「甘さ控えめで美味しい」とか「あまり甘くなくて美味しい」とか言う。甘いものの美味しさを表現するというのになんか矛盾した表現のような気がするけど、要は素材本来の旨みを引き出しているって事だ。素材本来の味を引き出せ。鉄は熱いうちに打て。(こういうリズムボケはもういいですか)

そんな中「甘さ控えめ」を期待する商品がある。それはコカコーラである。あのレギュラータイプのやつ、何であんなに甘いんだろう。この前久々に飲んだらあまりに甘くてビックリした。最近、100円の小さいタイプのやつで、ノンカロリー(ダイエットコークだっけか)のやつばかり飲んでたから、久しぶりにレギュラーのを飲んだら甘い事甘い事。

それより困った商品が「C2」である。丁度レギュラーのとノンカロリーのやつの中間、みたいな存在なんだが。カロリーは多少あって、砂糖の代わりに甘味料使ってあって。でもノンカロリーのやつみたいに甘味料だけ、って事はないから味はレギュラーのと同じ、と謳っているやつである。あれはなんだろう。あの中途半端さ。味はレギュラーにも及ばないし、いっそノンカロリーの甘味料だけのやつの方がよっぽど美味いと思う。その上中途半端にカロリーはあるし。

カロリー0じゃないけど、カロリー抑え目ってのを出したいなら、単に砂糖の量を少なくすればいいだけじゃないのか。レギュラーあんなに甘いのに。缶コーヒーだって、微糖とか低糖とかあるんだから、コーラにもあって良いのではないか。なんで甘味料足してまで変な味にするんだろう。C2の味好きな人っているのかなあ。ネットでもいい評判全く無いけど。味のレギュラー、カロリー&健康面のダイエットコークで、どっちか行き切ってるのがあるんだから、中間の存在を出す意義は感じられない。いっそ微糖コークを。CMには尾藤イサオを起用して。売れねー。