結構昔から、見た目だけで「真面目な人間」と言われる。確かに今まで一回も髪を染めた事ないし、指輪とか装飾品を一切身につけないし、服装のテーマは「地味」だし。

ついでに言えば、酒も飲まないし(体質的にはかなり強いけど、「飲めない」んじゃないくて「飲まない」)、タバコも吸わないし(本当に一度も吸った事ない)、賭け事もしたことないし(宝くじやtotoすらない)、風俗も行った事無い(仕事柄知った事だけど、風俗に行ってエイズに感染したんじゃないかと心配する人っているらしい。というか、こんなド田舎に風俗店ってあるの?)。ある意味健全な25歳成人男性だが、むしろこれだけクローズアップしてみたら逆に不健全なんじゃないか、とすら思えるが。わが身ながら。

でもこれらは、全て信念があってからこそ「しない」というスタンスを取っている訳である。例えば賭け事。宝くじに例えてみるが、ハズれればハズれたで腹が立つし、当たれば当たったで「今後何か悪い事が起きるんじゃないか」という気がして不安になる。人生のバイオリズムとでも言おうか。第一、賭け事って大体平均したら主催者が儲かるようになってるし。俗に言う確率論の期待値ってやつ。まあ、そうじゃないと主催者が破産するだけなんだが。

「真面目」の定義が何かよく分からない。よく言われることだけど、お笑いも「真面目にふざけているからこそ面白い」訳だし。つまりは、仕事さえちゃんとしていれば、仕事終わりに大酒飲んだりパチンコしたり、仕事の休憩中にタバコ吸ったりしようが、「真面目な人間」なんじゃないかと思えて仕方ないんだが。サッカー日本代表選手や最近のプロ野球選手は茶髪・金髪が多くてけしからん、とか言う意見をよく目にするけど、あのポジションにいるのにどれだけ努力を要するか。髪を染めるなんてせいぜい数十分でしょ。知らないけど。

ま、お前のしてる仕事なんてそんなにストレスのかかるような重要な仕事じゃないから、そのハケ口が無くても大丈夫なだけだろ、と言われると何の反論の余地も無いんだけど。