この間、プロレスラーの橋本真也が亡くなったというニュースがあった時に、個人サイトでプロレス好きであろうと思われる人の、彼に対する思い入れが書かれた文を読んだ。格闘技が好きな人にとっては思い入れも深かったんだろうな、と思った。私は、格闘技に全く興味が無いので、たまにバラエティで見るプロレスラー、位の印象しかなかったのだが。彼の死は、テレビ批評書きにとっての「ナンシー関の死」くらいの重みがあったんだろうな。

やっぱり自分が男だからか、個人サイトも男性(と思われる)の書いているサイトを読む事が圧倒的に多い。その中で思うんだけど、みんな本当に嘘みたいに、俗に「男の趣味」と言われるような、競馬やらパチンコやら麻雀やら格闘技やら車やらに興味があるんだなあ、と思う。勿論、これら全てに興味あり、って人は居ないけど、結局どれか1つには当てはまってる感じがする。個人的に見たことはないけど、腕時計も男の趣味か。

元々無趣味な人間ではあるが、やっぱり私はこういう「男の趣味」と言われるものに何の興味も持てない。車とか(あとバイクとかも)、本当に好きだよな、みんな。アメリカ人嫌いだけど、「車は乗り物だから少々傷がついても構わない」っていう発想はよく分かる。なんで高々移動手段の車に、あんなに金掛けたりこだわったり、少々の傷で修理に出したりするのか。意味が分からん。腕時計とかなあ、ケータイで時間みれるのに。むしろ替えのパッテリー持ってた方がいいだろ。前も書いたけど、賭け事にも全く興味無いし。

しかし、昔(っても中学生くらいまで)は新しいゲームとかでも必死に操作方法覚えようとしたけど、高校生くらいでもう面倒になったな。修学旅行の自由行動で、東京のデパートのゲームコーナーに班のみんなで行ったけど(修学旅行で何やってんだか)、その時初めてニンテンドー64やったんだが、もう3Dってだけで止めた。覚えるのが面倒だ、と。以降ゲームからは全く遠ざかっている。多分「無人島に持っていくゲームは?」と聞かれたら、迷わず「テトリス」と答えると思う。だからなんだって話だけど。

私より年上と思われる人でも、未だにアイドルに夢中になってたりゲームやらネットコミュニティやらに真剣に取り組めたりしてるのをみると、「若いなあ。感性が豊かで良いなあ」と羨ましくなる。そうやって感性を若く保って磨き続ける事が出来れば、面白い文章も書けるんだろうけど。もうそんな気力も無いなあ。死期が近いのか、私ゃ。