こうやって、毎度毎度駄文を書いているわけだけど、自分にとっての文章書きのエネルギーって「卑屈な人間性」とか「怒り」とかそんなマイナス感情ばかりな気がする。ひねくれた人間性の言い訳、じゃないけどさ。

薄々は感じてたんだけど、最近気づいた事で。4月1日から、地元新聞の一面コラムの作者が代わったらしい。前任者は27年間もやってたんだと。最初の頃は日曜日だけその更に前の人が書いてたらしいけど。27年間かあ。私が生まれる前からだな。一人の人間がそんなに長い事務めて良いのかねえ。他の新聞とか全国紙とかはどう何だろうか。こういうのって知る由が無いんだよな、意外と。

で、その前任者のコラムがやたら一人よがりだったり科学的根拠に乏しい事を平然と書いたり、または極端な保守主義で、読んでて「怒り」しか沸かなかった。それが今の人のはまあ普通と言うか、ちゃんと読めるというか、全然怒りとかそういう感情がこみ上げてこない。だからネタにする気も起きない。考えてみれば、テレビ批評も面白い番組よりつまらない番組の方がネタにしやすいしな。面白い物を「面白い」というだけだとひねりも何もないし。

そんなこんなで、今まで一面コラムを読んでる人も少なかったんじゃないか、今はもう代わってるって事を知らない人も多いんじゃないか、と思う。こういうの、大々的に宣伝するわけじゃないしなあ。

しかし、毎日仕事でコラム書くのって大変だよなあ。自分に余裕がないと思いつかないよな。ま、その前任者は、最後は同じ様な事の使いまわしが多々あったけど。ちょっとした事でもネタにしようと拾う癖付けないといけないしなあ。人の事言えないけど。

「個人サイト寿命5年説」ってあるけどどうなのかねえ。気がつけば5年目に入ったし(って毎日書いてるわけじゃないけど。本編に至っては更新2週間に一度だし。どこが「本編」だ←自己ツッコミ)、どうなる事やら。まあ適当にダラダラと、どうせ金もらってる訳じゃないし。ストレスになっちゃ意味無いしな。