小泉の純ちゃんが、食育推進法なんて物を成立させようとしているとか何とか。

俗に言う「おふくろの味」とでも言うのだろうか。おふくろの味かあ。真っ先に思い浮かぶのはおでんだな。うちのおでんには、主役である大根が入ってなかった。母親が、煮た大根が嫌いで(大根おろしなら平気らしい)、それでうちのおでんには入ってなかった。最近は入るようになったけど。母親も大人になったものだ。そうなのか。

人それぞれに食べ物の関して思いでもあるだろう。何の興味もないだろうが私の思い出。

私の家は、両親と姉・私・妹といて、喫煙者は母親だけである。かなり珍しい家だと思う。ちなみに姉の旦那も吸わない。そんな環境下で、私も含めて家族皆嫌煙家であるから、母親はいつも換気扇の下で吸っている。その換気扇というのは、台所にある。だから、私にとっての台所は、「食べ物の美味しそうな匂いのする場所」というより「タバコの悪臭がする場所」というイメージの方が強い。母親だけが喫煙者、という特殊な環境だろうと思う。普通父親だけなら、分煙を考えたらベランダで吸うだろうし。元々母親よりも家にいる時間も少ないし。まあ、所構わず吸うのよりは受動喫煙を考えたらマシなんだろうけど。

台所で吸うから、コンロの周りにタバコの灰が散らばってるのだろが、あれはいいんだろうか。味噌汁とか、お玉入れてたら鍋と蓋の間に若干隙間が出来るけど、そこから灰が入ったりしないんだろうか。いつも不安になるんだが。そんな事まったくお構い無しの母親だけど。これもまた食育なのか。価値観色々。

そんな母親だけど、ここ2、3年、年1回位のペースで心臓を患って緊急入院したり、入院はしなくても夜遅くに病院に担ぎこまれたりしている。理由は喫煙と、アルコール摂取過多らしい。嘘でも何でもなく、母親は毎日絶対欠かさずビールを1.5リットルは飲む。500ml缶を3つは空け、更にその後焼酎とか飲んでるし。本当に休肝日とか無い。で、毎日食後に薬飲んでるけど、担当の先生には「酒かタバコどっちかやめなさい」と言われている。去年の夏は禁煙に成功した。お盆にまた心臓が悪くなって運ばれ、それをきっかけに止めた。と思ったら、秋口にまた吸い始めた。本当に意志薄弱な人間だと思う。また心臓が痛くなって、でまたやめて、でまた心臓が・・・を繰り返すんだろうなあと思う。

子供の頃は散々やめろやめろと言ってたけど、最近はもう完全に諦めムード。まあ、それで早死にするのも本人の自由か、と。薄情になっただけか。